ゴーストバスターズのマシュマロマンと激似のミシュランマン

マシュマロマン
ラスボスのマシュマロマン

ゴーストバスターズのメジャーキャラ、緑の食いしん坊ゴースト「アグリー・リトル・スパット(別名スライマー)」については前回書きましたが、彼と同じ位に人気なのがこのマシュマロマン

一部ではあのタイヤメーカーであり、グルメガイドでも有名な「ミシュラン」のキャラと被ってんじゃないかっ!?と、言われてる「マシュマロマン」。

調べてみたら、アグリー・リトル・スパット(別名スライマー)同様、かなり面白い事が分かりました!!いやぁ〜、ゴーストにも歴史ありです。つか、面白すぎっ!!



そもそもゴーストバスターズのマシュマロマンって何者?

ミシュランタイヤのキャラクターと従姉妹みたいな風貌で「パクってない?」と噂のあるマシュマロマンですが、知らない方のためにちょっとここで、ネタばれしそうだから、そこがイヤな方はどうかココは飛ばして読んで下さい。

マシュマロマン

↑こちらがマシュマロマン。顔の表情は3パターンあります。

物語の後半。ゴーストバスターズの面々が破壊神から「お前らが破壊の使者を選べ!」と言われ、心を無にして対抗しますが、メンバーの1人が恐怖のあまりかそれが出来ず、窮余の策で「だったら、なるべく無害そうなモノをっ!」と選んだのがこのマシュマロマン

そう、子供の頃好きだったキャラクター「ステイパフト・マシュマロマン」を思い浮かべてしまいました。

そして生まれたモンスターが、見た目は可愛いマシュマロマンだけどサイズはキングコングばりの超・巨体!そのままの勢いでニューヨークの街をガシガシ壊しまくり

でも、よ〜く考えてみれば怪現象を起こしまくり、レーザー光線ばりばりの破壊神と違い、マシュマロマンはただデカイだけ。主に攻撃手段は「踏みつぶす」だけ。ある意味、「千と千尋」の「坊」とほとんど変わらないか?

しかし、怪現象バシバシで、怪光線放ちまくりの破壊神と比べ、マシュマロマンはその巨体任せの行動以外にこれといった能力は無く、唯一の攻撃が足下の物体を踏み潰しただけ。

・・・破壊神に言いたいっ!「最後の決めどころがアレで良かったのか?」・・・まぁ、破壊神にその時点では選択権はなかったんですけどね。

おまけに通常のマシュマロと同じく極めて熱に弱くて燃えやすい!ピーターは冷静に「海に出してしまえば溶解するはずだ」とも指摘してたし。

いくらデカくても「マシュマロならではの弱点」は致命的。

そう考えると、偶然とは言えレイモンドの行動はきっと正しかったんだと思います。



ゴーストバスターズにおけるマシュマロマンの裏話

ゴーストバスターズファンなら周知なネタですが、このゴーストバスターズの脚本を書いたのはレイモンド・スタンツ博士役のダン・エイクロイドとイゴン・スペングラー博士役のハロルド・ライミス

当時からダン・エイクロイド「ブルースブラザーズ」他でも脚本家やコメディアンとして大成功していた、超マルチな才能の持ち主でした。

実はダン・エイクロイド、雑誌に記事を書くほどのその道では有名な「超常現象研究家」でもありました。オカルトが得意分野だった彼が満を持して書いたのがこのゴーストバスターズだったんですね。

そして、最初の段階ではマシュマロマンは脚本の20ページ目に、破壊神ゴーザの変形パターンの1つとしてちょろっと登場するだけの予定でした。

が、ダン・エイクロイドと共同で脚本を書いていたイゴン・スペングラー博士役のハロルド・ライミス「この映画には多くのゴーストが登場するので、ラストは巨大なマシュマロマンがキングコングなみに街を破壊する方が観客も喜ぶのではないか?」と発案。

しかし、そのアイディアには技術的にも予算的にも不安がてんこ盛りだったため、その後、何度も繰り返し変更されたそうです。

事実、決定してからもライトマン監督は「巨大なマシュマロ型モンスターが映画のラストに登場するのがふさわしいのかどうか?」と、確信を持てずに悶々としたそうです。

しかし、逆にハロルド・ライミスは「文字通り物体のない最大の恐怖が、厳密な形がないマシュマロのモンスターとなって最後に登場するのも悪くないっ!」と考えたそうです。

また、ダン・エイクロイドの「アメリカ人の消費主義が想像を超えた姿でゴーザの形として出現した」と、いう意見もあって、マシュマロマンが街を破壊するというストーリーで落ようやく納まったようです。

計画当初、マシュマロマンは300フィートもあり、ハドソン川から自由の女神の隣に出没するように書かれていました。

しかし、それでは随分と予算がかかるためそのシーンはカットに。

マシュマロマンの大きさも約34メートル(112.5フィート)に変更。さらに、当時としては珍しい1/18のセットで撮影することになりました。

さらにビックリなのは、当時の担当者達が「トイザらス」で丁度いいサイズの消防車やパトカーを見つけ、カリフォルニア州のトイザらス全店に連絡して買い占めた逸話も残っています。

撮影時はマシュマロマンの表情のパターンに合わせて、繊維ガラスの骨格とケーブルシステムを使ったマシュマロマンの頭部が3パターン作られました。

また、セントラルパーク周辺をガシガシ歩く様子は、4人のパペット使いが隙間からケーブルを動かして表情を変えたりしながら撮影

ビルをよじ登るシーンは、火に強い物質で作ったコスチュームをスタントマンに着用させ撮影

建物の横で顔が溶けるシーンは、3台のガスヒーターを頭部のモデルにあてて、20分かけて溶ける様子を撮影したそうです。・・・意外と溶けるまでに時間がかかってますね。

当初、マシュマロマンが消滅したことを印象付けるために、「被っていた帽子がゆっくりと地上に落ちてくる」というシーンが入る予定でした。

現場では、「18フィートのアルミニウムで補強された帽子をクレーンで吊るしてゆっくりと降ろす」と、いう計画でしたが、「落ちる速度が問題」となりカット。

代わりにマシュマロマンが溶けるという演出になりました。

確かに、落ちる速度を調整するのは意外と至難の業だし、でも、最後の溶けるシーンの方が圧倒的にストレートに伝わると思うので「終わりよければすべてよし」と思っちゃいます。



マシュマロマンとミシュランマンは似て非なるもの!ミシュランマンって?

パクリ疑惑まである「マシュマロマン」と「ミシュランマン」。上が「マシュマロマン」で下が「ミシュランマン」

ラスボスのマシュマロマン ミシュランマン

このキャラクターの正式名称は「ミシュランマン」ですが、通の間では「ビバンダム」と、呼ばれているそうです。

100年前に誕生しているビバンダムはキャラクター界の大御所。マシュマロマンよりもかなりの大先輩です。

また、ビバンダムはタイヤをモチーフにしたキャラクターですから、当然マシュマロとは一切関係がありません。マシュマロマンを焼き豚状に縛ったらミシュランマン!?と、言う冗談は通じません。

 シュランタイヤのキャラクターで知られるミシュランマンですが、デビュー当時の姿は「ホラー映画の殺人鬼!?」並に恐かった事実はあまり知られていません。

キャラクターとして「やってはイケナイ領域」に入ります。某国の「雑なキャラクターのパクリ」を斜め向こうから吹っ飛ばしますね。以下は↓その「イケナイお姿」。

元祖ミシュランマン

ウルトラQとか妖怪大戦争とかに出てきても違和感がないです。左のミシュランマンなんて上等な革靴履いてるし。キャラクター界の長老もデビュー当時はこんなです。

ミシュランマン(通称本名ビバンダム)は、1898年にミシュランの創設者であるアンドレとエドゥアール兄弟により作り出されました

兄弟が自動車ショーに参加した時に、積み重なったタイヤを見て「腕と足のない人間みたいだ」と、閃いたのがキッカケで誕生。こんなパターンもありますが、どっちも恐いです。

やっぱ、妖怪大戦争に近いですね。葉巻くわてるし。

昔のミシュランマン

まとめ

久し振りの「ゴーストバスターズ」の新作は、本国では何故か低評価と言われていますが、イヤイヤ、意外と面白そうです。
最後にちらりと見えたマシュマロマンっぽいものも気になるところだし。映画「ゴーストバスターズ」は、日本では8月19日公開です。
最後に、今日の夜、金曜ロードショーで放映される記念すべき1作目のゴーストバスターズのトリビア的なクイズを1つ。
Q:「破壊神が最後に変身したマシュマロマン。この映画の中で唯一の大型モンスターでしたが、逆に何故、大きなモンスターは彼しかいなかったのでしょうか?」
A:「他の大きなキャラクターたちは予算の関係でカットされたからっ!」ガハハハハッ!笑っちゃうね。
新旧取り混ぜて、素直に楽しめる娯楽大作「ゴーストバスターズ」。夏休みの楽しい時間が加速できたら嬉しいです。

 

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