鎌倉・建長寺|天狗・達磨・富士山・虫塚など写真付き観光情報てんこ盛り!

建長寺の半僧坊

鎌倉を観光するなら鶴岡八幡宮より長谷寺より「建長寺」推しのヒグチです。

前回の記事では、広大な境内の中での楽しみ方を紹介しました。しかし、建長寺の楽しみ方はコレだけでは無いんですっ!

総門、三門、仏殿、法堂が一直線に並ぶ境内の奥、裏山のてっぺんにあるのが半僧坊。ココが凄い!絶対に外せない超・穴場。

重要文化財を巡る前半とは趣をガラッと変えて、鎌倉の自然を満喫するハイキング的な流れから、富士山や達磨や虫塚!?や天狗まで。知らなきゃ損するマニアック情報を山盛りに詰め込みました!

1度で2度おいしい建長寺。拝観料以上の満足が得られる超絶ラッキーなお寺です。

スポンサーリンク



半僧坊道

広い境内の突き当り「唐門」を見たら、左側後ろに戻る感じで方向指示に従えば、ココからが建長寺の後半のスタート!
建長寺の方向指示

お散歩気分でツラツラと歩けます。

建長寺の小道

詳しくは建長寺観光の前半建長寺の見どころ写真満載!鎌倉観光の穴場は桜も富士山も国宝も最高をチェックして下さい!

で、ざっくり割愛しましたが、後半のスタートである「半僧坊道」に到着!ここで、クイズです。「半僧坊とは何でしょう?」。右手上のウチワがヒント!!
建長寺の小道

指差す中指の太さや長さが微妙に変な事は気にせずに道なりにドンドン進みます。先程の境内とは雰囲気が180度違います。↓マジで裏山感が出ています。たまに不安になりますが信じて歩いて下さい。その先に見どころが点在してます。

建長寺の小道

途中横にそれる道も見えますがとにかく道なりに真っ直ぐが基本。
建長寺の小道この先の桜並木の当たりから後半戦のおもしろポイントがスタートします。

達磨

桜並木の入り口の右側に突然出てくるのが「半僧坊大権現」の碑と何やら達磨っぽい方の坐像。

建長寺の半僧坊

個人的にはこのリアル達磨の原型のような半僧坊さんの胸毛の有り様に感動しました。中国人と言うよりは、インドやギリシアの人に似ていると思うのは私だけでしょうか。

建長寺の半僧坊

2010年(意外と近頃なんでビックリ)に中国少林寺より信託された禅宗開祖達磨大師坐像です。最初は法堂の前に置かれていたそうですが、今はココです。

何でこんな寂しい場所に移されたのかは謎ですが、半僧坊大権現は天園ハイキングコースの入り口と言われているようです。ちょっと気を引き締めて行きましょう。

虫塚

半僧坊大権現を右手に見ると左斜め向こうの路肩が少し高くなっていますね。そう竹林チックな感じで。竹越しには「虫塚」の立て看板が登場します。

建長寺の虫塚

竹林の中に2体の石像?で出来た平べったい物が見えます。その奥には白い金網のような鉄製の長方形の金網のような物も見えます。

実はこの平べったい石像は「カブトムシ」と「クワガタ」。↓クワガタです。乗っちゃいけません。

建長寺の虫塚

こちらはカブトムシ↓。腰掛けるのもよしましょう。多分、バチがあたります。

建長寺の虫塚

そして、その後ろに建築資材と見間違いそうなのは、2020年の東京オリンピックのメイン会場「新国立競技場」の設計者、隈研吾さん設計の「虫かごをモチーフにした虫塚」。

建築資材とか言っていたら確実にバチがあたりますよ。

虫塚は、人間の都合で命を奪われている数多くの虫を弔うべく、解剖学者の養老孟司さんが建立を計画。世界的に知られる建築家の隈研吾さんが虫塚のモニュメントを設計したようです。

幼少の頃から昆虫採集をしていた養老孟司さん。自身の専門である解剖学を通じて「自然や命」について深く考えた結果、この虫塚の建立に至ったようです。頭の良い人が考えることが違います。

養老先生いわく「生き物は共生しなければ絶えてしまうもので、人間も例外ではない。現代のような『虫がいなくなってしまう時代』に、共生の意味を問い直すきっかけにでもなればいい」だそうです。深いですね。

2015年6月4日(語呂合わせで「虫の日」)に虫塚の完成を記念し、以後毎年「虫の法要」が営まれているようです。2回目の時などは、昆虫採集家らおよそ100人が出席したらしいです。

半僧坊への道ー中国からの贈り物

上記のような情報が一切表記されていない虫塚を過ぎると更に自然度がアップします。
建長寺の半僧坊道道の両脇は手入れされた野趣あふれる花壇。小鳥のさえずりも聞こえます。完全に都会の喧騒から逃れていますね。

建長寺の半僧坊道

この自然豊かな参道を真っ直ぐ行くと最初の鳥居をくぐり、さらに前進すると最初の階段が出てきます。その階段の向かって左側奥に唐突に石碑が3つ。

どちらも禅画と禅文化を通しての日中友好により中国蘇州市と寒山寺から2009年寄贈されたようです。

建長寺の半僧坊道

↑こちらは寒山拾得図(かんざんじっとくず)。

寒山サンと拾得サンはともに初唐の僧。規格外の僧で色々と逸話を残したようです。豊干(ぶかん)禅師に師事したといわれる唐代の伝説上の人物で2人がナンカしてる絵は宋代以降、禅僧たちの間で好まれたそうです。

建長寺の半僧坊道達筆すぎて読めませんが、その寒山が草庵を結んだという伝承がある寒山寺。この寺を特に有名にしたのは唐の詩人、張継の詩。どうもその詩が刻んであるようです。

建長寺の半僧坊道

中国文化に造詣の深い方にはお宝なスポットかもしれません。詳しくは碑の裏面↑に書いてあります。

大自然

二つ目の鳥居をくぐった辺りの風景がコレ!1月に行った時はここで野生のリスに遭遇しました。ギッ、ギッギと、聞きなれない音がすると思ったらリスの鳴き声でした。

隣の木に飛び移る。引力に逆らい真っ直ぐな木を上から下え頭から疾走する!など、かなりトリッキーな動きをします。

建長寺の半僧坊道

半僧坊への道ー祈祷とキツイ階段

最初の階段の左奥に中国からの碑があれば右側にはこんな看板が。ココからガチで半僧坊の核心に近づく気配です。

建長寺の半僧坊道

階段には白抜き文字のご祈祷の旗が並びます。
建長寺の半僧坊道

急な階段は1つや2つじゃありません。右へ左へ結構キツイです。ヒールで来たら後悔するレベル。
建長寺の半僧坊道江ノ島でエスカーに乗らずに自力で階段登るよりキツイです。けど、周りの自然が素晴らしいから疲れるより清々しいが上回ります。

建長寺の半僧坊道

天狗達

微妙に汗ばみ足が疲れた辺りで半僧坊道の最後の階段に差し掛かります。

そこで人々を出迎えてくれるのがこの天狗達!!かなり意表をつかれます。それも1人や2人じゃない!!
建長寺の天狗
12体あるそうです。1つずつ表情もポーズも違うのでその辺の妙味を味わって下さい。↓クスリと笑えるヤツもいます。

建長寺の天狗

富士山及び絶景ポイント3選

ここが最後の急階段。ここを登りつめると別世界が待っています。
建長寺の半僧坊

最後の階段を登って左側を見ると「富士見台」。
建長寺の半僧坊

【お薦めその1:富士山】
ココから見える富士山がまぁ、素敵。↓の写真は今年の1月7日の富士山。桜の時はちょっと花霞でぼやけていました。
建長寺からの富士山

【お薦めその2:相模湾】
春霞で霞んでますが遠く相模湾が望めます。山々の緑も麗しいです。相模湾をしっかり激写したいのならスマホより一眼レフでしょう。

建長寺からの相模湾

【お薦めその3:天狗越しの外界の眺め】
これはなかなか見られるものではありません。自分たちがさっきまでヒーヒー言いながら登ってきた道が一望出来ます。半僧坊ならでは絶景です。遠くに相模湾が見えます。

建長寺の天狗

半僧坊及び周辺情報

半僧坊は、建長寺の鎮守(ちんじゅ:土着の神をしずめて国・城・寺院などを守護する神)で、明治23(1890)年に静岡県浜松市のお寺から勧請されて、建長寺に祀られました。(建長寺と半僧坊の関係がココで判明!)

建長寺の半僧坊

急階段を上がり狛犬の奥。右方向に半僧坊の参拝所。左側の円柱形の筒には天狗の持つウチワが。

寄って見るとこんな感じ。中でお祓いしておりました。お賽銭箱もあって一般人も気軽に手を合わせることが出来ます。
建長寺の半僧坊
こちらが阪神合の縁起です。霊験はあらたかでご利益は甚大であるとまとめています。

建長寺の半僧坊

このまま左方向に流れていくとご祈祷の受付やらお土産(お守り)売り場に続きます。半僧坊達磨も売ってます。

結局のところ、半僧坊は達磨とか天狗とか、個人的に考えると昔の鎌倉の人達が海外のそれも白人の方を見かけて神格化したのかな?と。建長寺の半僧坊

この達磨の左手奥。靴を脱いで上がったところにはこんな立派な衝立が。そしてその右手奥には・・・

建長寺の半僧坊

なにやら半僧坊伝説を伺わせる柄杓が・・・。

建長寺の半僧坊

御朱印付きの天狗の団扇を売っている祈祷受付。
建長寺の半僧坊

外へ繋がるお守り売り場。御朱印もやってます。
建長寺の半僧坊ここでしか売っていない物もあるので要注意です。

こんな感じのラインナップ。かなり充実しています。霊験あらたか、ご利益甚大と言うだけはあります。
建長寺の半僧坊

右の「半僧坊煎餅」はココだけの販売らしいです。ご祈祷待ちの時にお茶と一緒に供されるようです。

関東大震災で周りは大変な状態になっているのに半僧坊のご神体は大丈夫だったり、阪神淡路大震災の時には半僧坊のお札を貼っていた家が無事であったことなどから、災害除けのご利益がスペシャル強いと評価されているようです。

建長寺の半僧坊

半僧坊の「転部の団扇(御朱印入り)」に書かれた「無限 清風 」が効いてます。いくらでも涼しい風がきそう。建長寺の半僧坊

お守り売り場の先は「天園ハイキングコース」などの山道。円海山など簡単な登山もできるため人気のルートらしいです。(鎌倉で登山が出来ることにまずビックリ)。
建長寺の半僧坊相模湾の見晴台の奥がこのハイキングコースの入り口。

赤い矢印の先はこんな感じ。小さな石の鳥居のそのお堂の奥から山道がスタートするようです。
建長寺の半僧坊

 

鎌倉アルアル「トビに注意」の貼り紙。一度、鎌倉の海岸で手に持っていたパンをバッサリ持っていかれました。確実に狙ってきますから油断できません。こんな山頂でもトビが来るのかっ!

建長寺の半僧坊

半僧坊が天狗の姿だと言うので東京の高尾山薬王院や京都の鞍馬山との天狗ネットワーク?繋がりがあるようです。
ちなみに絵馬に描かれる半僧坊はワイルドな感じの天狗系な白人フェイス。

建長寺の半僧坊
スポンサーリンク



まとめ

前半の建長寺案内はメジャーな重要文化座などに圧倒される静的な観光。後半の半僧坊はマニアックでアクティブな建長寺が楽しめます。

「禅宗開祖達磨大師坐像」や「虫塚」や「寒山拾得図の碑」など、意外と歴史が浅いのにも驚くし、緑豊かな鎌倉の緑を堪能できる大自然にも超・癒やされる。

そして、ハイキングコースの足慣らし的な急階段からの富士山や相模湾の眺望。せっかく建長寺まで来たのならココまで来なけりゃもったいない!!

鎌倉時代の粋を集めた巨大な木造建築を楽しむ前半はコチラ↓の記事から。
建長寺の見どころ写真満載!鎌倉観光の穴場は桜も富士山も国宝も最高

パワースポットや御朱印やお土産など、建長寺ならではの情報は↓の記事から。
鎌倉観光の穴場!建長寺のパワースポットや御朱印やお土産の件

JR北鎌倉駅から道なりで徒歩15分位の建長寺。
大きな駐車場もあるので車で来るのもありかも。
ちなみに普通車で1時間600円。
でもシーズン中はよく渋滞してます。

半僧坊まで行く着ならヒールはやめてスニーカーがお薦め。

住所:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
電話:0467-22-0981
拝観時間:8:30~16:30
拝観料:大人(高校生以上)500円. 小人 (小中学生)200円

f

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です