ダイエットや健康とか納豆菌と乳酸菌と腸内環境の補足情報

納豆
ヨーグルト

今日の記事は前回の「スープジャーのヨーグルトで健康やダイエットに関する補足情報」のアイキャッチ画像がきっかけ。

ちなみに誤解を招いた話題の写真はコチラ↓今日は誤解を招かないようにキウィだけの写真です。↑
納豆ヨーグルト

ナイスガイH氏
この写真のキウイの横にあるのは納豆ですか?

ヒグチ
納豆ではなくグラノーラだと思われます。あー、でも納豆に見えなくもない。粘るカスピ海ヨーグルトに糸引く納豆。どんだけやねん!的な粘りがでるんでしょうね。

ナイスガイH氏
ヨーグルトと納豆混ぜたらさすがに不味いだろーって思ってましたw

ヒグチ
かなりマズイと思います。カレーに納豆いれたら意外とイケた!?って、パターンはあるけど、ヨーグルトに納豆は絶対に無い!と断言できます。

ナイスガイH氏
納豆は混ぜる相手によっては納豆菌殺してしまうので、そういう組み合わせの一覧記事とか需要あるかもしれませんね

前回のわらしべ長者的なスープジャーから始まってのヨーグルト作りで意識しだしたのが腸内環境。で、さらにその腸内環境の補足も含めて納豆と乳酸菌と腸内環境の三題噺でしょうか。

きっかけはナイスガイなH氏。



まずは腸内環境や腸内細菌の補足情報

当ブログで近頃よく出てくるキーワードの1つが「腸内細菌」。世間的にも話題ですね。しかし、この「腸内細菌」って奥深いから、まだまだ知られていない事実が沢山あります。

例えば、その数の多さ。ヒトの腸内には、約100兆個の腸内細菌がいます。数字が大き過ぎて実感が伴いませんね。では、もう少し身近な単位「重量」置き換えて説明します。

目に見えないほど小さい腸内細菌でも約100兆個も集まると、なんと1kgになります。1kgの細菌って、凄くないですか?

人になおすと、体重50kgの人の肝臓の重量が約1kg!。

肝臓とほぼ同じ重さの細菌が腸の中で活躍してることになります。内蔵in内蔵な感じです。(ようするに、腸内細菌は目に見えないもう1つの臓器と言う位置づけです。スゲー。)

さらに数字で解説します。

実は納豆(納豆菌)は便秘にも効果を発揮します。何故なら、便はその5割〜8割が腸内細菌とその死骸から出来ているからです。

「便の半分以上が腸内細菌の死骸っ!?」・・・けっこうびっくりでしょ。と、言うワケで腸内細菌が元気に活動していると良い便が作れる=便秘解消に一役買うと言う仕組みに繋がるんです。

CMでもよく耳にするプロバイオティクスと納豆菌も実は関係がありました。お洒落なヨーグルトと納豆!?と、思われるけど裏ではお友達でした。

腸内細菌は人の健康にとって大切な働きをしているのは周知の事実。消化を助け、免疫力を強め、ビタミンを作ってくれたり。腸内細菌の働きはとても大きいんです。

逆に腸内細菌が乱れると、健康に支障が出てきます。ならば「腸内細菌をコントロールすればさらに健康になれるのではないか?」と、気がついて腸内細菌の研究が盛んになったようです。

その結果「腸内細菌に作用する菌を摂取する(食べる)ことで、腸内細菌をコントロールする」ことを「プロバイオティクス」と、称しプロバイオティクスの研究がさらに加速しました。

現在、「プロバイオティクス研究」の中心は乳酸菌です。

乳酸菌は食用有用菌として世界中で認められています。そんなプロバイオティクスの考えでいくと「腸内細菌をコントロール(エサになる)食用有用菌」の括りには日本の納得菌も含まれるワケです。

現在、納豆菌は世界的にみるとマイナーなローカル菌です。

プロバイオティクスの研究が進めば、納豆菌のポテンシャルの高さからすれば、もしかしたらヨーグルトを超えるグローバルな菌として広まる可能性だって十分にあり得るワケです。

頑張れ、納豆!世界を目指せっ!!!です。



納豆菌についての補足情報

唐突ですが、アンチバイオティクス(Antibiotics)は抗生物質のことを指します。で、プロバイオティク(Probiotics)を直訳すると促生物質と、なります。

お薬とかでちょいちょい耳にする抗生物質とも関係があるとは、ちょっと意外でした。

話しを戻します。そもそも納豆菌って何?の素朴なトコからスタートします。

「納豆菌」と細菌学的性質が変わらない菌に「枯草菌(こそうきん、Bacillus subtilis)」があります。「納豆菌」も「枯草菌」も毒性のないグラム陽性、胞子形成菌です。ちょっと難しいですが取りあえず聞いて下さい。

微生物分子遺伝学の分野では大注目の枯草菌。1997年には全ゲノム配列が解明されました。そんな枯草菌と納豆菌は非常に似た性質を持っています。

その1つが納豆菌も枯草菌も、胞子を形成するというおもしろい性質。乳酸菌に続きまたもやメジャーな菌と納豆菌は友達です。

納豆菌は胞子を形成するため、過酷な環境下でも生き延びることができます。

100℃で滅菌すると多くの細菌が死滅しますが、納豆菌は死滅しません。納豆菌を死滅させるためには120℃の温度が必要です。高温に強いだけでなく低温にも強く、マイナス100℃でも死滅しません。

酸やアルカリにも強く、少なくともpH1.0からpH10.0の環境下では、生き延びることができます。

そうなると前出のナイスガイH氏の以下の心配は・・・

ナイスガイH氏
 ワサビとかNGらしいですよ
ワサビが納豆菌を殺菌してしまうそうです。
は、杞憂になります。

何故なら、生ワサビはもちろん、チューブのワサビも褐変や酸化を防ぐため通常は、pH4.0~5.0に調整されているからです。そう、生命力の強い納豆菌は、ワサビのph(pH4.0~5.0)位、ものともしない=納豆にワサビを加えても納豆菌は死滅しないです。

むしろ「カラシと同じでワサビを入れると納豆のニオイがやわらぎ、後味がスッキリする」などの嗜好的な効果があるようです。しかし「納豆巻にワサビは入ってなかったような?」と、言う意見は根強いです。家人もそう申してました。




ヨーグルト(乳酸菌)と納豆菌の驚きの関係

一般に乳酸菌は酸に弱いので胃の中で(胃酸で死滅)死にます。

その逆境!?を乗り越えた乳酸菌を商品化したのがヤクルトです。

例えば「ヤクルト400」と言う商品のコピーは「生きて腸内に到達する乳酸菌 シロタ株が1本に400億個入った、乳酸菌飲料」だし。「生きて腸内に到達」=「無事に胃を通過。胃酸に負けなかった」ですね。

ヤクルトに使用されているラクトバチルス・カゼイ・シロタ菌は、耐酸性の強い乳酸菌です。乳酸菌は胃酸に耐える菌株を探すのが大変ですが、納豆菌は胃を楽々通過します。

問題は、小腸に達した納豆菌が腸内で健康にいい働きをしてくれるかどうか。動物を使った実験では、納豆菌が腸内菌叢に作用することを示す興味深い結果が出ています。

その実験の内容は豚に納豆菌を投与して、腸内細菌叢の変化を調査。結果、納豆菌投与群では納豆菌が腸管の各部位から検出され、乳酸菌叢の増加・安定化が認められました。

また、下痢症状のブロイラーに納豆菌を与えたところ、対照群ではビフィズス菌が壊滅状態であったのに対し、投与群では高い値を示しました。

ちょっと難しい話しになりましたが、ようは「納豆菌には乳酸菌(ビフィズス菌)を増加・安定させる効果がある」と、考えられる!に着地します。
(K.Ozawa, Effect of “Natto Batillus” (bacillus subtilis strain BN) on the Intestinal Microsystem.1994など参照)

まとめ

プロバイオティクス業界!?で世界的にも超メジャーな「乳酸菌」と、日本固有のローカルスター「納豆菌」。この2つが手を組めば予想外の活躍をするんじゃないかっ!?

「頑張れ納豆!」と、思わず納豆好きな自分としては応援したくなる記事となりました。ヨーグルトの納豆がけは正直不味そうだけど、納豆ご飯のデザートでヨーグルト食べればいいんだし。

キッカケはナイスガイH氏ですが、意外なトコに着地しました。この場を借りてナイスガイH氏にお礼を言います。

菌は生きてます。「あ〜、上手く発酵してっ!」「美味しくなぁ〜れ!」と念じると思いは通じるらしいです。どうか、過去記事見て気になった事には気軽にチャレンジして欲しいです。

豆乳ヨーグルトやイソフラボンの過剰摂取や、それをカスピ海ヨーグルトを種菌にして作っちゃうとか。台所は楽しいし学べます。最新科学を等身大の自分のレベルまで引き下げてくれます。

食べる自分も菌を含む様々な食品も生き物です。命が行き交う台所から日々の暮らしがちょっとでも丁寧になって楽しくなったら幸いです。

探してみたら案の定、こんな商品がありました。台所に立つ時間が無い方はまずはコッチで試してみるのもアリかもしれません。


 

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