8月9日の「とと姉ちゃん」と梅の土用干しの共通点と豆知識

梅の土用干しの写真

 

梅の土用干しの写真

リオで日本の体操男子が悲願の団体「金」を取り、71年前に長崎に原爆が投下された今日。ヒグチは梅の土用干しが、2日目にして本日終了致しました。

熱中症が危ない位の気温37度超えじゃ梅だって2日で乾燥しますよ。

そして今日のNHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」第19週(第110回)・・・「鞠子、平塚らいてうに会う」を見てしみじみ思う所があってブログを更新します。

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梅干し作りもファイナル!干す前に知っておきたい「土用」の豆知識

梅の下処理からはじまった梅干し作りもそろそろ最終盤。土用干しが終了すれば、晴れて梅干しが完成します。「土用の鰻」とかにも使われる土用とは、そもそもなんでしょうか?

土用といえば夏をイメージする事も多いと思いますが、実は四季のそれぞれに土用はあるんです。正確には、土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を指します。梅干しの場合、立秋の前に梅を干すことから「土用干し」と呼ばれるようになりました。

ちなみに本年度、2016年の立秋は8月7日(日)でした。

そして、昔から「土用干し」は三日三晩といわれ、梅雨明けの晴天の続く3日間で行われたそうです。

梅を干す理由としては「日光に当てることにより、殺菌を兼ねて水分も飛ばせる」や「梅干しの種の身離れが良くなる(種が外れやすくなる)」などのメリットがあるようです。

でも、干さずに「梅漬け」として食べる人もいます。干し終えてすぐに食べることも可能ですが、半年くらい熟成させると塩気が丸くなってさらに美味しく食べられます。

万感の思いを込めて行う「梅の土用干し」をサクッと楽しむ

梅の土用干しの準備写真

ジップロックから梅を取り出し、まず計量!1200グラムだった梅がここでは920グラムに。これをさらに干して水分を飛ばして、元の重量(ここでは1200グラム)の55%くらいまでになったらOKです。

ちなみに右の袋は「梅と一緒に漬けられていた赤紫蘇」です。絞られてこちらは梅の次に干されて、カラッカラにされて「縁(ユカリ)」になります。

 

梅の土用干しの準備写真

まずベランダにコップを4つ。ザルを置く足場にします。我が家では「モロゾフのプリンのコップ」が重宝しております。地面に直に置くよりはザルの下にも空気が通った方がより乾燥が効く感じがしてます。

 

梅の土用干しの写真

梅干し同士がくっかないように等間隔に並べてひとまず完成。半日ほど干したら上下をひっくり返してあげて下さい。ウエッティだった梅の表面が良い感じに乾いてきます。

ソッと指でつまむと、ヤンワリとつける前に感じた産毛の持つソフトな感じを思い出せる不思議な手触りがあります。これはこの土用の梅だけに味わえる面白い触感です。

 

梅の土用干しの写真

ちょっとしたベランダのオフジェにもなります。

三日三晩外に出しっぱなしの人もいるようですが、私は夕方には取り込みます。部屋にコップで足場を作って、朝になったらまたベランダに出します。

なんとなく表面が乾いてきて良い感じなってきたら試しに計量して、元の重さの55%位まで水分が飛んでいればこれで終了。

あとは梅酢に戻して半年くらい漬けて(熟成させて)から食べてみましょう。これで、梅の土用干しは完了です!!

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本日の「とと姉ちゃん」のドラマと梅干し作りの共通点とは

NHKの今回の朝ドラ「とと姉ちゃん」のファンです。彼女達の作る雑誌「あなたの暮らし」や花山や常子達が根底に持っている考え方が好きです。

そして期せずして本日、第19週(第110回)「鞠子、平塚れいてうに会う」はまさしく衝撃的でした。

真野響子さん演じる平塚らいてうとは、ウィキペディアによると・・・

平塚 らいてうは、日本の思想家、評論家、作家、フェミニスト、戦前と戦後に亘る女性解放運動家。戦後は主に反戦・平和運動に参加した。日本女子大学校家政学部卒。 平塚は、特に、大正から昭和にかけ、婦人参政権等、女性の権利獲得に奔走した活動家の一人として知られる。

だ、そうです。

彼女が25歳の時に出した雑誌「青鞜」の発刊を祝い、寄稿した文章の表題「元始、女性は太陽であった」は、女性の権利獲得運動を象徴する言葉の一つとして、鞠子や常子を始めとする多くの女性達に大きな影響を与えました。

ドラマでは、平塚の一文に感銘を受けた鞠子は文学の道を目指し大学に進学し、作家を志すも編集者として今に至っている状態。

そんな憧れの女性開放運動家の平塚に鞠子は「自分が平塚先生に叱咤されたように、これと同じ感動を若い子達にも与えて欲しい」と熱く語ります。

「女性が堂々と社会進出をし勇気を貰えるような言葉を執筆して欲しい」と原稿を依頼。

しかし、そんな鞠子に平塚は「私があなたの雑誌で書きたい題材は・・・・」なんと「夏に食べたくなるお汁粉の作り方とそれにまつわる随筆」!!

女性解放運動家でありフェミニズムの旗手である平塚が「お汁粉の作り方!?」と、納得のいかない鞠子に対して平塚の説明が身震いします。

「もう少し前ならあなたの提案に乗っていたわね・・・」と静かに話しだす平塚。

「戦争があって私も変わったの」

「女性問題も大切だけど、なによりも平和が一番」

「甘いお汁粉で幸せになれるような平和な日常があってこそ、女性が権利を主張できるもんじゃないかしら」

あーーーーっ、もうっ、たまらない!!ホントにそうなんです。

「甘いお汁粉で幸せになれるような平和な日常があってこそ」なんですよっ。

日本の裏側の国でやっているオリンピックで、日本男子体操の団体の金がめでたくて朝からはしゃげるのも、すべては「平和な日常」ありきなんです。

そんな事を長崎に原爆が投下された71年目の夏に、梅干しを干しながらシミジミ思ってみるのも大人として必要な事かもしれません。

このタイミングで平塚らいてう役の真野響子さんの演技に心震える思いでした。

政治とか経済とか大きな事も大切かもしれませんが、取りあえずは暮らしの中を見回して、自分の手の届くところ、声の届く範囲の幸せを見直すのはどうでしょうか。

「灯台もと暗し」とも言うし、日々の暮らしから等身大で平和とか愛とか暮らしとか、そーゆーのを振り返っちゃうのもアリですよ。

もし、この雑文が届いて、来年の長崎の慰霊の日あたりに梅を干す人が増えて、それで暮らしを丁寧に見直すキッカケになれたら嬉しなぁ・・・と、思ったりしています。

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